布施剛臣建築設計事務所布施剛臣建築設計事務所

2026.03.29

風景と建築が重なる場所

関東の桜の開花に合わせ、以前から訪れたかった 「道の駅ましこ」を視察しました。

設計はマウントフジアーキテクツスタジオによるもので、「風景の建築」という考えのもと、周囲に広がる田園や山並みのかたちや質感を手がかりに、建築の形式や構成が丁寧に組み立てられていました。

内部は、木架構と土壁が空間を緩やかに分節し、屋根の位相差によって生まれるハイサイドライトからの自然光が差し込み、山並みと呼応するように連続的な空間体験を生み出していました。

風景を一つの媒介として建築が地域と深く結び直されていることがよくわかり、地域の公共建築のあり方を体感できた貴重な視察となりました。