2021.03.13
まちなかを緑でてらす
12月末に建物の引渡しを終えた「小白川の住宅」は、4月から始まる外構工事に向けて現在細部の打合せを重ねています。
この建物は、南北に向かって和室・リビング・ダイニングが一直線に広がる「リビングスペース」とこれらをぐるりと取り囲む「コの字型のデッキテラス」が内外でゆるやかにつながる平面構成が特徴の一つです。
この特徴を生かし、リビングスペースから半外部空間のテラスを介して南面に抜ける先には、アオダモのシンボルツリーと芝生のグランドカバーなどを設けて暮らしにさらなる潤いを加える計画です。
さらに、前面道路に面する駐車スペースの一角には前庭を設け、車を停めて玄関へと向かうアプローチ路や歩行者が通る街に対してもちょっとした安らぎを与えられたらと考えています。