2021.06.08
暖房負荷から外皮を考える
新住協賛助会員の旭化成建材(株)さんの主催によるWEBセミナー「ネオマアカデミー」が本日開催されました。
ネオマアカデミーは「ほんとうにあたたかい住まい」を普及させることを目的とし、第一線の有識者、既に実践されている工務店、あたたかい家に住まわれている生活者などの多面的な視点で情報を発信し、その情報を会員で共有する取り組みです。
第一回目となる今回のセミナーは、鎌田先生による「暖房負荷から考える外皮設計の作法」と題して、一人歩きするUA値競争に警鐘を鳴らし、本当に高性能な暖かい家を設計する際の視点(暖房負荷、日射熱取得、部位別の断熱強化の効果等)について解説してもらいました。
「ほんとうにあたたかい住まい」のさらなる向上を目指し、暖房エネルギーを減らすという観点から以下の3つの事項について今後もしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
1.断熱材を厚く施工してQ値を小さくする
2.換気の熱回収をする
3.日射熱を増やす(日当たりの良い南面の窓を大きくする)