布施剛臣建築設計事務所布施剛臣建築設計事務所

2020.11.23

集結した東北建築への想い

第1回JIA東北建築大賞の公開1次審査会が仙台メディアテークで行われ、作品応募者の一人として参加してきました。

この賞は、東北の景観と環境に根ざした優れた建築を広く知ってもらうとともに、設計者・施主・施工者への表彰を通じて空間の質とデザインの向上を図ろうと今年度から創設されたものです。

46作品各々に、設計者による3分のプレゼンテーションと審査員の山本理顕さんや渡邉研司さんからの2分の質疑応答という形式でしたが、白熱した審査会で終了時間を1時間以上もオーバーする盛り上がりとなりました。

残念ながら弊社は現地の2次審査には残りませんでしたが、全国各地で活躍している優れた設計者の方々の建築にかける想いやエネルギーを会場で直に感じ取ることができ、明日からの建築活動の活力となる審査会でした。

2020.11.18

シベリアンラーチ材

「小白川の住宅」は外部検査を終え、ようやく足場がなくなりました。

今回の住宅では、正面の外壁に極寒のシベリアで育ち木目の引き締まったシベリアンラーチ材を採用しています。
少し赤みを帯びた色合いと、はっきり浮き出た節の美しさが特徴の樹種です。

耐久性があり樹脂成分が多いため無塗装でも行けそうでしたが、自然系のクリア塗装で仕上げています。
働き幅が74㎜の細身のラインで厚みがあるので堀が深く、良い陰影を出してくれています。

2020.10.23

リモートで伝わる建築のエネルギー

第24回JIA東北建築学生賞の公開審査会が仙台メディアテークで行われ、審査の立場として参加させてもらいました。

今回はコロナ禍の中、学生は自宅などからのオンラインでの発表、審査員は会場での審査というこれまでとは違った方式による審査会となりました。

始まる前はオンラインによる発表・審査に不安もありましたが、いざ始まるとこのような状況下でも建築を通して次の未来の社会をつくっていこうという学生のエネルギー溢れる提案・作品の数々に感動を覚えながら審査をさせてもらいました。

質の高い提案が数多くあったため審査が難しく票が割れましたが、その中でも各賞に残った作品は提案の魅力が2分の発表・3分の質疑を通してしっかりと伝わる明確な問題提起・コンセプト力と表現力が優れていたと感じました。

2020.10.19

南舘の住宅・木造建て方

「南舘の住宅」の木造架構が組み上がり、3つのボリュームが連なる建物の骨格が浮かびあがってきました。

屋根形状がそのまま反映された勾配天井を生かして、1階リビング廻りの吹抜け空間や2階子供室廻りのロフト空間を計画しています。

建て主さんと打合せを重ねて計画したこれらの空間のかたちがいよいよ見え始め、スケール感や各部屋とのつながりを現場で確認することができました。

2020.10.09

やまがた健康住宅

現在工事が進行中の「小白川の住宅」はやまがた健康住宅の設計認証申請を行い、県の審査を経て断熱性能レベルⅡ(UA値0.34w/㎡K以下)の認定を受けています。

本日は現場にて村山総合支庁の検査員による断熱工事の中間検査を実施しました。

 

今回の断熱工事は熟練の専門業者を入れて気密シートの取合部のテープ張りまで丁寧に施工してもらったこともあり、無事に検査合格の承認を受けることができました。

いろいろな立場の方々の施工やチェックによって、雪国山形の冬でも快適であたたかい住環境が出来上がってきていることに大変満足しています。

2020.10.07

朝日の降り注ぐアウターリビング

「南舘の住宅」は工事が順調に進み、ベタ基礎の躯体工事までが完了しています。

本日は施主・監理者・施工者が事務所に集まって、大中小の3つのボリュームが段々状に連なる本建物の各面の外部仕上げのテクスチャや色の検討を行い、大きな方向性が決定しました。

3つのボリュームが連なる建物の東面に設けたリビング・ダイニングやデッキテラスに気持ちの良い朝日がいっぱいに降り注ぐ様子が今からとても楽しみです。

2020.09.13

南舘の住宅・地鎮祭

秋晴れの気持ちが良い天気の中、「南舘の住宅」の地鎮祭が無事に執り行われました。

本住宅は1階のLDKと屋根形状を反映した勾配天井の2階吹抜け・ホールの間に、上下階をゆるやかにつなぐスキップフロアのサブリビングを設けていることが計画の特徴の1つです。

式典後には施工者さんからのご提案による水風船つりや射的などのちょっとした夏祭りイベントをテントの下で企画してもらい、小さくて元気な3人の息子さんたちにも家づくりの過程を楽しんでもらうことができました。

2020.09.10

小白川の住宅・木造建て方

 

「小白川の住宅」は木造の架構が概ね組み上がり、建物のシルエットが少しずつ浮かび上がってきました。

「リビングをコの字型に取り囲むデッキテラスを包み込む1階の大庇」と「建物の四周をぐるりと廻る2階の軒先」が本住宅の木組みの特徴です。

大工さんの細やかな作業による架構の特徴をしっかりととらえた垂木などの取付け加工のキレイな仕上がりに大変満足です。