布施剛臣建築設計事務所布施剛臣建築設計事務所

2020.06.04

南館の住宅・設計スタート

4月から顔合わせ・提案・打合せを重ねてきた「南館の住宅」の設計監理契約を本日正式に取り交わしました。

今回の敷地は以前担当していた現場の行き来でよく通っていた場所で、何かの縁を感じながら計画の提案をさせてもらっていました。

契約を結んだことで、これまで以上に身が引き締まる想いと同時にまだ見ぬ完成した建物を創造すると楽しみで胸が躍ります。

2020.06.03

芳賀タウン南公民館・ラストスパート

 

芳賀タウン南公民館の最終定例打合せを行い、完成に向けて様々な項目を三者で確認し合いました。

来週の中盤からはいよいよ設計事務所検査・主事消防検査・施主検査を行い、そして公共事業となるため最後に天童市による現場と書類の行政検査が実施されます。

地域住民の方々から喜んで利用してもらえる建物となるように、最後まで気を引き締めて取り組んでいきたいと考えています。

2020.05.26

料理と空間のおもてなし

先日、知り合いの方から紹介をうけたレストランを訪れてきました。

一皿一皿にシェフとお皿を運んできてメニューを説明してくれた方のその料理にかける想いが伝わり、とても美味しくご馳走になりました。

部屋の雰囲気もいろいろな要素がバランスよくゆったりと食事をすることができる心地よい空間でした。
ここにも設計者やオーナー・シェフの料理を楽しむ空間づくりに対する想いを強く感じました。

2020.05.06

地域で建築をするということ

緊急事態宣言が続く中、以前読んだ「地方で建築を仕事にする」という本を改めて手にとりました。

集まって暮らす・集まって働くというこれまでの価値観が一つあるとともに、今はもう一つの価値観・可能性がこれまで以上にはっきりと浮かび上がってきていることを実感しています。

このような状況だからこそ、
そこで暮らす人たちの“まち”(歩きたくなる近所の街並、ほっとする風景、これらをたすける建物の外観)を明るくてらす、
そこで暮らす人たちの“なか”(家の中で楽しく暮らせる空間、家の中で働ける環境、家に居てまちとつながる場所)を仲良くつなぐ、
そのような建物づくりを通して、地域で建築をするものとしてこの変化に応えていきたいと考えています。

「 まちなかをてらす 〜Make Your Community and Life Shine~ 」

2020.04.30

ファサードとしての屋根再考2

感染症拡大の状況下の中、芳賀タウン南公民館は施工者による細心の注意を払った取り組みによって工事が少しずつ進んでいます。建物が出来上がることに対して、これまで以上に設計監理者として感謝と喜びの想いが一層強くなっています。

本建物の「屋根」は、東側の公園の丘からとともに、西側の幹線道路を通る歩行者や運転手から見てもファサードの一部となります。

今回は「気軽に立ち寄れる地域のサロンとなる公民館」を目指し、白い下見板張りの外壁と一体となって軽やかな外観をつくれるような屋根の色を選定しました。

 

2020.04.22

庭石の佇まい

現在計画中の住宅の既存建屋解体時に建主さんより譲り受けた庭石の2つを事務所前の庭に設置させてもらいました。

知り合いの芸術家の方からは、ある展覧会の時に「日本庭園には必ず石があり、生命の象徴である山のメタファーとして石が表現されている」というお話を聞きました。

ある建築家の方からは、講演会後の懇談の場で「石(岩)をおくことで象徴性がつくられるのではなく、石がもたらす潜在的な力がその周辺を次第に特別な場所にする」というお話を聞きました。

設置された石は建物でいうと完成したばかりのようなものですが、庭石を眺めることを楽しみながら永い年月をかけて上記の「2つの言葉の意味」や「佇まいの変化」を観察していきたいと思います。

2020.04.07

甘崎屋店舗併用住宅・1年検査

 

甘崎屋店舗併用住宅の1年検査を行いました。
店舗・住宅ともに1年間使用してみての様々な感想・追加要望を建主さんに聞きながら、建物の成長や変化を直接感じることができる貴重な時間となりました。

本建物の2階住宅部は、各部屋へとつながる「通路」を一般的な寸法よりも余分に設けることで、家族の「サブリビング」ともなる共用スペースとして計画しました。まっさらな塗り壁と表しの柱や小屋組みに包まれ、天窓から光が降り注ぐ内包的な空間となっています。

建主さんから、ここではこんなことやあんなことをして使っているという「サブリビングの多様な使われ方」や、ここでは暖房が必要最小限で心地よく過ごせるという「サブリビングの快適性」について話を聞くとができ、設計者として素直にうれしい気持ちとなりました。

 

 

2020.04.04

ファサードとしての屋根再考

芳賀タウン南公民館の「屋根」は隣接する公園の緑の丘のてっぺんから眺めるとファサードの一部ともなります。

今回は「新しいスタイルの街の風景になること」と「公園で遊ぶ子供たちにも高揚感を与えること」に考慮し、木目の外壁と一体となって明るい外観をつくれるような屋根の色を選定しました。

現在は木造の骨組みと屋根だけからなる表情ですが、完成まで引き続き街や公園との調和を確認し続けていきたいと考えています。